Bリーグ参加チーム（B1）の名前の由来や特徴を一挙にご紹介

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日本の男子プロバスケットボールの「Bリーグ」には、どのようなチームがあるか知っていますか？1部のB1リーグに22チーム、2部のB2リーグには14チームあります。また、B1、B2の各チームは、東地区、西地区に分けられています。今回は、BリーグのB1チームについて、各チームの名前の由来や特徴について、詳しくご紹介します。

東地区

東地区は、主に東日本エリアに本拠地を持つ11チームで構成されています

レバンガ北海道

北海道で2011年に誕生し、札幌市にある「北海きたえーる」をホームとするチーム。地元北海道の人たちから『長く応援してもらえるクラブであり続けたい』という誓いを込めて、チーム名を「がんばれ」を逆さまから読んで「レバンガ」としたそうです。

秋田ノーザンハピネッツ

秋田市にある「CNAアリーナ☆あきた」を本拠地とするチーム。このチーム名は一般公募により選ばれていて、『チームに関わる人々すべてと幸せを共有できるように』という願いから名付けられています。市民クラブの先駆者であるラグビーチーム「秋田ノーザンブレッツR.F.C」と名前の一部を共有し、スポーツを通じて地元秋田に愛されるチームを目指しています。

茨城ロボッツ

元は、茨城県つくば市発祥のクラブチーム。「ロボットの街」を推進するつくば市でスタートしたことから、当初のチーム名は「つくばロボッツ」でした。2016年7月1日に本拠地をつくば市と水戸市としたことから、チーム名を「茨城ロボッツ」としています。ホームアリーナは水戸市の「アダストリアみとアリーナ」。

宇都宮ブレックス

栃木県宇都宮市にある「ブレックスアリーナ宇都宮」が本拠地のチーム。ブレックスは「現状を打破する」を意味するBREAK THROUGH（ブレイクスルー）と、ラテン語で「王者」を意味する「REX」を基にした造語。スポーツ界や栃木に風穴を開け、バスケ界の頂点を目指すという意味が込められています。

群馬クレインサンダーズ

群馬県太田市にある「太田市運動公園市民体育館」を本拠地とするチーム。群馬の象徴「鶴舞う形の群馬県」と「雷」を合わせて名付けられました。日本一のチームを目指して、群馬県の誇りと夢を乗せて力強く優雅に羽ばたくという意味が込められています。

千葉ジェッツ

千葉県船橋市の「船橋アリーナ」が本拠地のチーム。千葉県内に日本の空の玄関口「成田国際空港」があることから、空を飛ぶジェット機に子供たちの夢と千葉県民の希望を乗せて、日本から世界へ飛び立つチームを目指して名付けられました。

アルバルク東京

東京都渋谷区の「国立代々木競技場第二体育館」をホームとするチーム。「電撃」を意味するアラビア語「アルバルク」を英語表記したものがチーム名となっています。電撃邸なプレーを披露しようとするチームの思いと、”AI（アル）＝The”、”V＝勝利”、”ark＝（聖書で）箱舟”を表すことから『勝利を運ぶ箱舟』という意味を持っています。

サンロッカーズ渋谷

東京都渋谷区の「青山学院記念館」をホームとするチーム。チーム名には『太陽（リング）を揺らす激しいダンクを狙い撃つ集団』という意味が込められていて、勝負を決するリングに向かってアグレッシブに攻め続けるチームを目指しています。

川崎ブレイブサンダース

神奈川県川崎市の「川崎市とどろきアリーナ」をホームとするチーム。1950年から続くチームで、最後まで諦めることなく勇敢に戦う戦士という意味を込めて「ブレイブサンダース」と名付けられました。クラブのロゴは、リングに突き刺さる稲妻をモチーフとしていて、プレーの力強さ、スピード感に加えて、勝利へのこだわりを表現したものとなっています。

横浜ビー・コルセアーズ

横浜市都筑区の「横浜国際プール」をホームとするチーム。一般公募で455件の応募があったチーム名の中から頭文字を組み合わせて、強くてかっこいい、意味のある言葉にして作られたチーム名です。CORSAIRS（コルセアーズ）とは「海賊たち、海賊船団」を意味しています。

新潟アルビレックスBB

新潟県長岡市の「シティホールプラザアオーレ長岡」を本拠地とするチーム。白鳥座のくちばしの位置にオレンジとブルーに輝く二番星を意味する「アルビレオ」と、ラテン語で王者を意味する「レックス」を組み合わせて作られたチーム名です。サッカーJ1のアルビレックス新潟とチーム名を共有して、地域に根差す総合クラブを目指しています。

西地区

西地区は、主に西日本をに本拠地を持つ11チームで構成されています。

富山グラウジーズ

富山市の「富山市総合体育館」をホームとするチーム。2006年に北陸初のプロスポーツクラブとしてBリーグに参戦しています。県鳥であり、雄大な立山連邦に生息しているライチョウ「Grouse（グラウス）」から、「Grouses（グラウジーズ）」と名付けられました。地元富山から日本、世界で活躍できるプレイヤーを創出し、新たな地域スポーツ文化の醸成を目指しています。

信州ブレイブウォリアーズ

長野市の「ホワイトリング」を本拠地とするチーム。長野県全体をイメージする「信州」と、「勇士」を意味するbrave warriors（ブレイブ　ウォリアーズ）を組み合わせたチーム名です。地元信州の人々に夢や感動、希望を与え、信州の魅力を日本全国から世界へ発信できるよう、チームの勇士＝選手に期待しています。

三遠ネオフェニックス

愛知県豊橋市の「豊橋市総合体育館」をホームとするチーム。伝説上の鳥・不死鳥を意味する「フェニックス」には、不死鳥のごとく、諦めることなく勝利に向かって飛び続けて欲しいという願いを込めています。また、ギリシャ語で新しいを意味する「ネオ」から、バスケ界の新たな時代を、力強く羽ばたいていくという強い決意を表しているのです。愛知県東三河地域と静岡県遠州地域を表す「三遠」の架け橋となるチームを目指しています。

シーホース三河

愛知県刈谷市にある「ウィングアリーナ刈谷」を本拠地とするチーム。徳川家康の居城が「龍城」と呼ばれたことと、創部当初からの名誉相談役の誕生年が辰年であることから、チーム名をタツノオトシゴを表す「シーホース」と付けました。チームが「龍のように強く、勇ましく成長して欲しい」という願いを込めています。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

愛知県名古屋市の「ドルフィンズアリーナ」をホームとするチーム。ダイヤモンドのように強く光り輝き、水の中を泳ぎ回るイルカのようにコートを走り回って欲しいと名付けられました。地元名古屋を全国、世界へ発信し、地元の人々の夢を拓き、強く愛されるチームを目指しています。

滋賀レイクスターズ

滋賀県大津市の「ウカルちゃんアリーナ」が本拠地のチーム。2008年に創設された、滋賀県に一つしかないプロスポーツクラブです。滋賀県の象徴である雄大な琵琶湖を臨み、自然豊かで広い夜空に光り輝く星たちみたく、チームと選手、ファンがスター（星）となって、関わりのあるすべての地元民と一緒に輝いていくという願いを込めて付けたチーム名です。

京都ハンナリーズ

京都市右京区にある「京都市体育館」がホームのチーム。京ことばで「上品で明るく華やかなさま」を表す「はんなり」という言葉から名付けられました。長い歴史を持つ京都に相応しく、古式ゆかしい言葉を使うことで日本文化を継承する一端を担いたいという思いが込められています。

大阪エヴェッサ

大阪市此花区の「おおきにアリーナ舞洲」が本拠地のチーム。大阪では、七福神の中の商売繫盛の神様「恵比須様」を「えべっさん」と親しみを込めて呼んでおり、人情と笑い、商売の街である大阪を活気づけるために役立ちたいという願いから付けたチーム名です。

島根スサノオマジック

島根県松江市の「松江市総合体育館」をホームとするチーム。日本神話に登場し、国造りの神と伝えられる「スサノオノミコト」がチーム名の由来。MAGIC（マジック）には、英語で魔法、不思議な力という意味があり、神の不思議な力によって勝利へと導き、勝利への後押しをするという思いが込められたチーム名となっています。

広島ドラゴンフライズ

広島市西区にある「広島サンプラザホール」がホームのチーム。日本では宮島にしか生息していない「ミヤジマトンボ」に由来するチーム名。古来から「トンボ」は「勝ち虫」とも呼ばれていて、前に飛び続けて決して後ろに下がらないことから、勝利を呼ぶ縁起の良い虫と言われています。トンボの英語表記「ドラゴンフライ」と、バスケ特有の「飛ぶ」という動きをイメージして付けたチーム名です。

琉球ゴールデンキングス

沖縄市にある「沖縄アリーナ」を本拠地とするチーム。沖縄がかつて「琉球王国」だったという歴史に由来し、力強さと風格を兼ね備えるバスケ界の王様（キング）となって欲しいという願いを込めて付けたチーム名です。

チーム名の由来を知ってBリーグを楽しもう

Bリーグ各チームの名前には、地元の人々とチーム、選手が一緒になって地域を盛り上げて、全国、そして世界へと羽ばたいて欲しいといったさまざまな願いが込められています。その由来を知ることで、チームがより身近な存在に感じられることもあります。今回の記事からBリーグ各チームの名前の由来を学んで、いつもと違う角度からBリーグを楽しんでみましょう。