ストリートバスケは「魅せるプレー」に注目しよう

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突然ですが、「ストリートバスケ」と聞いて、どんなイメージを持ちますか。華麗なドリブルや豪快なダンクシュートなど、カッコ良いプレーをする印象が強いですが、そんなストリートバスケには、NBAやBリーグといったバスケと何か違いがあるのでしょうか。今回は、ストリートバスケとバスケとの違いのほか、ストリートバスケの大きな特徴である魅せるプレーについてご紹介します。

ストリートバスケとバスケの大きな違い

バスケの人気が非常に高いアメリカで、公園にあるコートでバスケをするのが「ストリートバスケ」のはじまりです。元々は公園に集まってバスケをしているので、特に審判を置かずにプレーしていたことから、しっかりルールを守っていた訳ではありません。

そのため、ルールよりも、仲間や周りで見ている人たちをあっと言わせるような「魅せるプレー」をする人が多くなりました。現在では、屋内でも「いかに魅せるプレーをするか」ということを重視するバスケを「ストリートバスケ」と呼ぶようになったのです。

ストリートバスケのルール

バスケにはいろんなルールがありますが、魅せるプレー重視のストリートバスケにはどのようなルールがあるのでしょうか。

基本的にルールはない

実は、基本的にはストリートバスケにルールはありません。元々審判なしでプレーしていたので、バスケにある「ダブルドリブル」や「トラベリング」は、ストリートバスケではほぼ存在しないのです。魅せるプレーをするためには、バスケのような細かいルールはお構いなしといったところです。

ファウルは自己申告で

明らかにファウルをした場合には、手を挙げて自己申告しています。また、一緒にプレーをしている選手たちが、自分のしたプレーが「今のプレー、ファウルだろう」というような雰囲気を醸し出した時に、ファウルの判定をしています。そのため、バスケではファウルのプレーでも、一緒にプレーしている仲間がファウルと思わなければ、ファウルとならないのです。

日本のストリートバスケにはルールがある

ただし、日本で行われているストリートバスケには、きちんとしたルールを守ってプレーしているものが多いです。最近全国各地で行われているストリートバスケの大会やイベントでは、決められたルールに基づいてプレーをしています。

よくあるのは、試合時間の長さや、相手チームのシュートが決まったら、スリーポイントラインに戻って試合再開、というようなルールです。ただ、大会やイベントによって細かいルールが異なるケースがあるので、参加する場合には注意が必要です。

ストリートバスケのドリブル技

ストリートバスケの醍醐味の一つに、華麗でかっこいいドリブル技があります。せっかくプレーするなら、魅せる技をマスターしたいですよね。ここでは、相手ディフェンスが引っかかりやすくて、比較的簡単にできるドリブル技を3つご紹介します。

背中隠し

1．まず、ディフェンスの前でレッグスルーをして、ディフェンスを惹きつけます。
2．自分の足元にディフェンスを惹きつけた隙に、ディフェンスの背中でドリブルをして、ディフェンスからボールが見えなくなるようにします。
3．すぐさま、逆側に攻めるフリをすると、ボールを見失ったディフェンスはうまく引っかかって、ボールとは反対側に移動します。
4．その隙にボールを取りに戻れば、フェイントが成功します！

ステップフェイント

1．まず、右手でドリブルをしてから、自分の身体の前にボールを落とします。
2．素早く右足を前に出してから、左手でボールを触り、左手で逆サイドにドリブルをします。
3．ディフェンスが引っかかってボールの方に移動したら、ボールを逆サイドに戻します。
4．そのままディフェンスを抜くことができれば、フェイント成功です！

股抜きドリブル

1．まず、ディフェンスの前でレッグスルーをします。
2．ディフェンスを惹きつけた隙に、ディフェンスの股の間にボールを通します。
3．そのままボールを追いかければ、フェイントが成功です！

ストリートバスケでカッコ良く決めよう！

ストリートバスケは、いかにカッコ良く、魅せるプレーができるかがポイントです。ディフェンスとの上手な駆け引きや、迫力のあるダンクシュートなどを決めるには、どんどん練習することが重要になります。今回の記事を参考にして、ストリートバスケでカッコ良く決めて、周りの注目を集めましょう。