夏にバスケを楽しむための対策と注意点

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真夏の暑い中でもバスケを楽しみたいところですが、屋内でバスケをするからといっても、熱中症など注意しなければならないことがたくさんあります。バスケをしていて熱中症にならないようにするには、どのような対策をしなければならないのでしょうか。今回は、夏にバスケを楽しむために取るべき対策と注意点についてご紹介します。

夏にバスケをする際の対策と注意点

夏場に空調設備などが整っていない屋内でバスケをする場合、通気性や通風性の確保が難しく、室温や湿度が高い中でプレーをすることが多くなってしまいます。直射日光に当たらないからといっても、きちんと対策をしなければ熱中症になってしまう可能性が高くなります。熱中症を防いで、楽しくバスケをするためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

水分補給は欠かさずに

熱中症を予防するには、こまめな水分補給が大切です。バスケは運動量の多いスポーツの一つであり、走る、投げる、跳ぶなど、さまざまな動作を行うことから、短時間当たりの運動負荷が強くなり、大量の汗をかくことになります。そのため、汗をかいた分の水分補給が必要となります。汗をかいたのに水分を摂らないままプレーを続けると、血液濃度が濃くなって、血液が流れにくくなり、身体が脱水状態となります。

同時に、集中力が低下し、判断も鈍ってしまうため、パフォーマンスの低下を招いてしまいます。たくさん汗をかいたのであれば、合間を見てしっかりと水分補給をするようにしましょう。

こまめな休憩も大切

暑い中でバスケを続けて身体に負荷がかかってしまうと、身体に対するストレスが高くなり、熱中症だけでなく、大ケガする可能性も高くなります。長時間身体に負荷をかけないよう、普段よりもこまめに休憩を取るようにしてください。休憩はできるだけ涼しい場所でとるようにし、ほてりを冷ますために首や脇、脚の付け根を冷やすと良いでしょう。試合などの場合は、通常よりも多くメンバーチェンジをするようにして、休憩させると同時に水分補給もさせるようにしましょう。

プレー中の環境も整える

バスケなど屋内でのスポーツでは、夏場のプレー環境は通気や通風があまり良いとは言えません。必ず窓や扉を開けて、できる限り風通しを良くするようにしてください。また、天候が悪いと、室内はより蒸し暑くなります。その場合には、運動強度を落とすなどして、プレー環境に対応する配慮が必要となります。体調を崩すことなくバスケを楽しめるように、最大限に環境を整えるようにしましょう。

夏のバスケのプレーに最適な服装とは

暑い中でバスケをすると、大量に汗をかいてしまいます。通常、汗をかいても、汗が蒸発する時に身体の熱を奪うため、体温の上昇を防ぐことができます。こまめに汗を拭くことができれば良いのですが、汗が流れて体表面に汗がある状態だと、汗が蒸発できないため体温を下げにくくなり、熱中症になるリスクが高まります。熱中症にならないためには、どのような服装でプレーすると良いのでしょうか。

素材選びも重要

夏にバスケをする時に着る服装については、吸湿性があって、身体に貼りつきにくい素材を選ぶことをおすすめします。たくさん汗をかいても、うまく汗の蒸発を助ける素材がベストです。

着替えも忘れずに

夏にプレーをすると、普段以上に汗をかきます。汗びっしょりの服装のままだと、汗が蒸発しにくくなるので、着替えをすることをおすすめします。事前に必要な分の着替えを用意しておいて、汗をかいたならばこまめに着替えるとよいでしょう。着替える時間がなければ、なるべく汗を拭きとるようにしましょう。

汗を拭いたり着替えをしたりすることは、熱中症予防となるだけではなく、プレー中のケガ防止にもつながります。コート上に汗が落ちると、選手が滑る可能性があり危険です。大きなケガを防ぐためにも、汗への対策は非常に重要です。

夏にバスケをする場合はしっかりと対策をしよう

夏にバスケをプレーする際には、熱中症や暑さが要因の事故など、さまざまな危険がつきまといます。危険を防止するには、しっかりと水分補給をして、暑さへの対策を講じなければなりません。今回の記事を参考にして、夏でも快適にバスケができるように、しっかりと対策をして臨みましょう。